Blenderを触りだしてどれくらいになったろうか、2週間くらい?
簡単なアニメーションを作るようになったが、30時間かけてレンダリングしたあげく、ボツになったことをふまえて、いくつか気をつけることを見つけた。
1.制作中、ボーンのチェックは別ファイルで行う。
これは、同じファイルをコピーして、必要の無い重たいポリゴンや、エフェクトを取り除いて、アニメーションがスムーズにチェックできるようにと考えてのこと。
なんか他にいい方法があるなら教えて下さい。一時的にエフェクトを隠すのはできるが、処理は行われている気がするので、別ファイルですっきり削除して作業する方法にしました。
2.レンダリングにおいて、アニメーションの対象が小さいときなどは、パーティクルやポリゴン数をぐんと減らしてやる。
どうせ見えないとこらへんですので、時間かかるだけな気がしました。
3.レンダリングは分割して行う。
モーションブラーは、3という値、つまりレンダリングが3倍かかるわけだが、必要ないところまで使うのはばからしい。かつ、レンダリングにレジューム機能がないので、動きの少ないところで分割してレンダリングを行う。
つまり、動いてない映像にモーションブラーは無駄であるため、無駄な時間を省く処理。そして30時間中、停電でもあれば最初からやり直しになってしまう。これほど泣けるものは無い。と思って、動きの少ないところに目をつけて、100フレームごとくらいに分けてレンダリングするように心がける。前述のとおり、ブラーの設定も使い分ける。
4.もう一台のPCを活用する。
レンダリングを分けることで、寝ているときはもう一台のPCも使用可能になり、ブレンダーはそれほどPCを汚すプログラムとは思えないので、がっつり働かせる。旧PCで、多少速度は遅いが、完全物理的に並列処理を行っているので、少しでも早く出来上がる。
むしろ、廃棄処分に近い、PCをレンダリングのみに使うのもありかと。ある程度のCPUとメモリを持っていればの話だが(Core2Duoとメモリ4GのPCでとりあえず作業できてます)。この場合、HDDなどは動けばゴミでもいい気がする。
5.ばらばらに分割するとき、フレーム数をダブらせる。
これは、モーションブラーが関係している場合に必要かと思ってのこと。
たとえば、フレームを1-50、51-60、61-80、のようにわけ、モーションブラーが使用されている場合は、1-50、50-60、60-80、というようにレンダリングする。
後に編集時に、この場合、50-60のファイルを51-60でつなげる。60-80も61-80でつなげる。これは、50-51間の動きの変化が大きい場合、51の画像にブレが入るからである(と思う、実際今日なってました)51からレンダリングを始めると、(試してないが)ブレが入らないかもしれない。
そして注意として、フレーム単位できちんと結合処理できるソフトを持っていることが条件です。
なんにしても、レンダリング中、音楽ソフトが一切使えないのが不便である。VSTiはCPUを使うので、レンダリング中に使おうものなら、音飛びの嵐であった。
これはこれで、ハードウェア音源で(これもある意味並列処理)で対応中。
演奏のみですのでなんとかなってます。