そういえば、なぜフレームのミラーが重いか、思い出しました。
ボケ具合(光沢)を下げ、0.75という数値にしていたため、ノイズを減らすため、サンプルを80まで上げていました。
メインボディの光沢は0.99でサンプルは30です。
この辺を少し触ってみます。
(完成版)
背景有り
ボディ ミラー光沢0.99、ミラーサンプル30
フレーム ミラー光沢0.75、ミラーサンプル80
金属部品 ミラー光沢0.99、ミラーサンプル20
ミラーの深度全て2
画像解像度 1920x1080
17時間
背景有り
ボディ ミラー光沢0.99、ミラーサンプル20
フレーム ミラー光沢0.75、ミラーサンプル20
金属部品 ミラー光沢0.99、ミラーサンプル5
ミラーの深度を全て1へ変更
画像解像度 1920x1080
結果は、途中で中断
17時間とは言わないが、アニメーションを作るには向かない画質と速度だった。
そこで考え方を次へ移行。
自分が作ろうとするアニメーションは
1920x1080ではない。DVDサイズである。720x480であるはずだが、さらに、ピクセル1:1で考えて720x408(ぐらい)で書き出す。
ということで、先ほどの条件のフレームミラーサンプルのみ、80に戻し、サイズを小さくしてレンダリング。
背景有り
ボディ ミラー光沢0.99、ミラーサンプル20
フレーム ミラー光沢0.75、ミラーサンプル80
金属部品 ミラー光沢0.99、ミラーサンプル5
ミラーの深度全て1
画像解像度 720x408
1時間半
1時間半ということは、1920x1080のフレームミラー無しと一緒です。
ということは、解像度を落とした状態でフレームのミラーをはずすと、おそらくそれ以下のスピードになるということなので、アニメーション時は、使い分けるのがよさそうです。
そして時間がかかるのはミラーフレーム部分が大きく写されている時ですので、いつも重いわけではないですから。
一つ欠点があった。
解像度を下げても、ミラーのサンプル数による画質が変わらない。
つまり、大きな画像でサンプル数80のときに見えるノイズの大きさが1だとすると、縮小するとそれだけノイズも小さくなりわかりにくくなる。
しかし同じサンプル数で小さな画像だと先ほどの縮小されたサイズと同じ状態で1のノイズがあるので、大きな画像を縮小したほうが綺麗になる。
小さな画像で綺麗に見せるにはサンプル数を上げる、すると時間がかかる。
同じではないか('Д')
しかしまあ、解像度を上げたい理由は、とりあえずそのノイズの件だけなので、他の事も考えると小さい画像のほうが全体的にスピードアップにつながるとは思う。
最終的に、全体を通してレンダリングすると、ほとんど速くならなかった気がする。
パーツのみだと、どうすれば速いとか、多少は判断ついたが、全体だとどうしてもフレームの光沢を下げる必要があり、こいつのミラーを消さない限り、速度アップはできなさそう。
結果、アニメーションは画像サイズを小さくするという、最初から決めていたことに頼るしかなくなってしまった。
どこかのページに書いていた。
「どうすればレンダリングが速くなりますか?」
「高性能なCPUを使って下さい。」
結局こうなるのね。
自分の環境では、PCが2台あるので、物理的に2倍(片方はCPUが劣るので厳密には2倍も出ない)のスピードで作業ができる。まだ恵まれたほうかもしれないな。
ただし、レンダリングすると、PCが操作できないに近いので、2台目は寝ているときに限るッス。
今後GPUを扱う機会があれば挑戦してみたい。
ミラーレンダリングの時間それぞれ おしまい