スタンプはこちら
http://line.me/S/sticker/1013186
そのPVとしてニコニコとYouTubeに歌つきアニメーションがアップされました。
前回に続き、そのアニメーション制作過程を紹介したいと思います。
まずは動画を。
こちらです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24340870
最終的にはPremiere Elementsで編集しておりますが、途中の3D動画はBlenderによるものです。
今回は、1分20秒からのシーンです。
緑のパンちゃんが色つきのパンちゃんに変わっていくシーンです。
一瞬ですが、最初に前回制作したワイヤーフレームパンちゃんが緑のパンちゃんに変化するシーンがあります。
これは、Blenderによるものではなく、PremiereElementsのトランジション(だっけか)のディゾルブを使用したものです。AとBの動画を交差させたりするときに使うものですな。
さて、緑のパンちゃんですが、最終的には、立体的な白黒のパンちゃんに仕上がる予定なので、マテリアルの調節により、陰影もありで、それなりの影もつくようにセットしました。(詳細省く)
そして、まずカメラを下の図のように3つセットしました。
色を見てわかるように、真ん中のカメラを親として親子関係にしました。これで、真ん中のカメラにキーフレームを挿入し、徐々に移動させることで、左右のカメラも連動して同じ高さを保って動いてくれます。
カメラの切り替えは、手動です。ここからここまでがどのカメラ、と決めておき、レンダリングの際に、フレームを指定するだけです。
最初は上の図のように全身緑のパンちゃんが、
フレームが進むごとに、そのとき写っているパーツの色が徐々に正しい色に変わるわけです。
難しいこと無いです。マテリアルの色設定にキーフレームを挿入するだけです。
あとはタイミングの問題だけで、技術的なことはそんな難しいことしてありません。
そして最後また一瞬ですが、できあがったパンちゃんに、黒い線の縁取りがなされます。
これは最後のフレームと全く同じアングルで、BlenderのFreeStyleを使用し、線のある画像を作るだけです。それを、最初と同じように、Premiere側で変化させるだけです。
続けて見ると、ワイヤーフレームのパンちゃんが、ワイヤーでなくなり、色がついていって、最後には、スタンプのように、線がつく(厳密には、動画のパンちゃんは少し影を滑らかにし、立体的にしてあります。)というシーンになるわけですね。
カメラワークがセンスを生むのでしょうけど、めんどくさがりと急いでいた私は、こんな単純なカメラ設定となりました。というか、センス無いから思いつきません。
次回はパンちゃんが歩いているシーンを紹介したいと思います。